LEMON ZAMURAI
飲食店向けクラフトレモンサワーの仕入れ・卸

WHOLESALE

クラフトレモンサワーの仕入れ・卸はどこから?
飲食店向けに専門店が解説

執筆・監修:レモンザムライ(レモンサワー専門店「曖昧時空 URBAN LEMONERY」運営)

「うちでもクラフトレモンサワーを出したい。でも、そもそもどこから仕入れるんだ?」——飲食店の方からいちばん多くいただく質問がこれです。クラフトレモンサワーは大手の缶チューハイと違って、既存の酒類卸のカタログに並んでいるとは限りません。レモンの卸販売とレモンサワー専門店の運営を両方やっているレモンザムライが、仕入れルート・缶とペーストの使い分け・ロットや原価の現実・業者選びの基準を実務ベースで整理します。

クラフトレモンサワーの仕入れルートは3つ

飲食店がクラフトレモンサワーを仕入れる方法は、大きく3つに分かれます。

結論から言うと、「まず試したい」段階なら②の直接仕入れがいちばん動きやすいです。既存の卸に乗せるのは、出数が固まって定番化してからでも間に合います。

何を仕入れるか:缶・ペースト・果汁・生レモン

「クラフトレモンサワーの仕入れ」と言っても、実際に届くものは4種類。ここを分けないと価格の比較ができません。

向いている店オペレーション原価の読みやすさ
クラフトレモンサワー缶人手が薄い時間帯がある店/物販・テイクアウトも狙う店冷やして出すだけ。仕込みゼロ◎ 仕入れ値がそのまま原価
レモンペースト自店の味で看板メニューを作りたい店スプーンで1杯分。誰が作っても味が揃う◎ 1杯の使用量が一定
レモン果汁サワー以外のドリンクや料理にも使う店計量して注ぐだけ◎ 計算しやすい
生レモンカットの見栄えを売りにする店洗浄・カット・仕込みが必要△ 相場とロスで動く

判断軸はシンプルで、「厨房とバックヤードにどれだけ余裕があるか」です。仕込みの時間が取れない店が生レモン運用を始めると、たいてい続きません。カットレモンを見せ場にしたい店なら、香りの土台はペーストで作って生レモンは飾りに回す組み方ができます。

缶とペーストは競合しません。繁忙時は缶、通常営業はペーストで自店の一杯という使い分けの店もあります。

「まず一杯、試してみたい」という飲食店さまへ

国産レモンのペースト・果汁・クラフトレモンサワー缶の卸について、LINEで気軽にご相談いただけます。サンプルのご相談も承っています。「この価格帯でこの濃さを出したい」といった中身の相談も歓迎です。

レモンザムライ 仕入れ相談窓口(LINE)

ロット・保管・通年供給の現実

最小ロットは思っているより小さい

「卸」と聞くとパレット単位を想像されがちですが、作り手からの直接仕入れならケース単位から始められることが多いです。サンプルで味とオペレーションを確認し、出数が見えてから発注量を決める。これがいちばん失敗しない順番です。

保管スペースを先に確認する

見落とされがちなのが冷凍庫・冷蔵庫の空きです。冷凍で長期保管できる商材は「切らさない」点で強いのですが、そのぶん場所を取ります。発注前に「どこに何ケース置けるか」を見ておくと、あとで詰みません。

通年で同じ味を出すなら加工品を軸にする

生の国産レモンには収穫期があり、時期で相場も品質も動きます。年間で同じ味を維持したいならペーストや果汁を味の土台にするのが安定します。生レモンは季節の見せ場として上乗せする設計です。

「仕入れの相談で最初に聞くのは、味の希望じゃなくて『厨房に人が何人いますか』なんです。どんなに美味しくても、回らないレシピは続かない。続かないメニューは売上にならないので、そこから逆算して商材を決めます。」

— レモンザムライ(レモンサワー専門店「曖昧時空」店主)

価格と原価の考え方

仕入れ値の絶対額だけでは判断できません。見るべきは1杯あたりの原価と、そこにかかる手間です。

もうひとつ大事なのがお酒を限定しないこと。レモンの香りは焼酎やウォッカだけでなく、ジンやウイスキー、日本酒まで幅広く使えます。店にあるお酒と組めれば、酒類の在庫を増やさずメニューを1本増やせます。原価の詰め方はレモンサワーの原価率を下げる方法で詳しく書いています。

業務用にスライスした国産レモン
味が揃うことは、原価が読めることとほぼ同じ意味です

失敗しない仕入れ先の選び方5つ

  1. サンプルを出してくれるか飲まずに決められるものではありません。サンプルを渋る相手とは、その先の相談もしづらいものです。
  2. 1杯のレシピまで一緒に考えてくれるか商材を送って終わりの相手と、「その価格帯ならこの配合」まで踏み込む相手では、続けたときの差が大きい。飲食店側の事情を聞いてくるかで見分けられます。
  3. 通年で切らさない供給力があるか看板メニューにしたのに数週間欠品する、がいちばん困ります。収穫期の影響をどう吸収しているか聞いてみてください。
  4. 素材の中身を説明できるかどこの国産レモンか、皮ごとか果汁だけか、加熱しているか。即答できる相手は素材を自分で選んでいます。皮ごと使う商材なら防カビ剤不使用かも確認したいところです。
  5. 小さく始めて増やせるか年間契約を求められるより、ケース単位から始めて出数に合わせて増やせるほうが、店側のリスクは圧倒的に小さくなります。

価格の安さだけで選ぶと起きやすいのが、味が変わって定番メニューを引っ込めることになるパターンです。看板にする一杯なら、価格差より供給の安定を優先したほうが得をします。

相談から納品までの流れ

レモンザムライの場合はこんな流れです。他社でも、だいたい同じ順番になります。

  1. LINEで相談業態・席数・いまのレモンサワーの提供価格・厨房の人数を教えてもらえると、最初の提案が具体的になります。
  2. サンプルで確認実際に作って飲んで、味とオペレーションを確認します。レシピの調整も一緒にやります。
  3. 商材と数量を決める缶・ペースト・果汁のどれを軸にするか、月にどれくらい必要かを決めます。
  4. 発注・納品継続分はメールやLINEで発注できます。出数が読めてきたらサイクルを整えます。

レモンザムライは国産レモンの卸販売と、東京・自由が丘のレモンサワー専門店「曖昧時空 URBAN LEMONERY」の運営を両方やっています。自分の店で毎日レモンサワーを作っているので、飲食店側の事情がわかった上で商材を提案できるのが強みです。缶は自社企画のクラフトレモンサワー缶「ザムライレモンサワー」、定番の「SHUTSUJIN」とスパイスを効かせた「SPICY」の2種類です。

仕入れのご相談はLINEから

国産レモンのペースト・果汁・クラフトレモンサワー缶の卸、サンプルのご相談はこちらから。「まだ導入するか決めていない」段階のご相談でも大丈夫です。

仕入れ相談窓口(LINE)
飲食店の方へ(商材一覧)

よくある質問

クラフトレモンサワーはどこから仕入れられますか?
総合酒類卸・食品卸のライン、作り手からの直接仕入れ、酒類卸経由の3ルートです。少量から試したい・味の相談をしたい場合は、作り手からの直接仕入れがいちばん動きやすいです。レモンザムライでも飲食店様向けの卸を行っており、LINEからご相談いただけます。
最小ロットは大きいですか?
作り手からの直接仕入れなら、ケース単位など小さい単位から始められることが多いです。サンプルで味とオペレーションを確認し、出数が見えてから発注量を決めるのが安全です。
原価はどのくらいになりますか?
缶は仕入れ値がそのまま原価、ペーストや果汁は1杯の使用量が一定なので計算しやすいです。生レモンはロスと仕込み時間が乗ります。詳しくは原価率の記事をどうぞ。
缶とペースト、どちらを仕入れるべきですか?
オペレーションの余裕で決めてください。人手が薄い時間帯があるなら缶、自店の味で看板メニューを作りたいならペーストです。両方を使い分ける店もあります。
まだ導入を決めていなくても相談できますか?
もちろんです。「どの商材が向いているか」「この提供価格なら何が組めるか」という段階のご相談がいちばん多いです。

まとめ:小さく試して、看板にする

クラフトレモンサワーの仕入れは、「どこから買うか」より「どこまで一緒に考えてくれる相手か」で決まります。最初の一歩はサンプルを1つ試すこと。味とオペレーションが噛み合えば、あとは出数に合わせて増やしていけばいい話です。大量発注の決断からではなく、1杯の試作から始めてください。看板メニューはいつも、その1杯から生まれています。

まずはサンプルの相談から

国産レモンのペースト・果汁・クラフトレモンサワー缶の卸のご相談を承っています。オンラインショップで単品を取り寄せて味を確かめていただくこともできます。

仕入れ相談窓口(LINE)
生レモンペースト 皮ごと・無添加・非加熱。冷凍で3年もつ
レモンザムライ

レモンザムライ

国産レモンの卸販売、レモンサワー専門店「曖昧時空 URBAN LEMONERY」(東京・自由が丘)の運営、クラフトレモンサワー缶の企画製造を手がける。飲食店への卸と自店の運営を両方やっている立場から、現場で回るレモンサワーの設計を提案している。次の目標はレモンサワー缶製造工場。