忘年会・宴会シーズンに向けて、コース料理は毎年工夫しているのに、ドリンクは「生ビール・サワー・ハイボール・ソフトドリンク」のまま……という飲食店さん、多いんじゃないでしょうか。ぼくはレモンサワー専門店を運営しながら、国産レモンの卸販売でいろんな飲食店さんと話してきましたが、宴会シーズンこそ、ドリンクが一番手をつけやすい差別化ポイントだと感じています。この記事では、宴会ドリンクで差をつける3つの切り口と、忘年会に間に合わせる準備スケジュールをまとめます。
目次
宴会コースの差は、実はドリンクに出る
忘年会のお店選びで比べられるのは、コースの内容と値段、席のつくり、そして飲み放題の中身です。料理は各店が工夫を凝らすので差がつきにくい。一方でドリンクは、多くのお店が「定番をひと通り揃える」で止まっています。だからこそ、ドリンクに一つ顔があるだけで印象に残ります。
宴会のお客さんは、その店の料理を初めて食べる人が大半です。つまり忘年会は、ふだん来ないお客さんに自分の店を知ってもらえる、年に一度の大きな接点でもあります。そこで「このお店、レモンサワーが違ったよね」と一つ覚えて帰ってもらえたら、年明けの再来店につながる芽になります。ぼくの店でも、初めて来たお客さんの記憶に残るのはいつも「一番こだわった一杯」です。
飲み放題が「どこも同じ」になる理由
宴会ドリンクが横並びになるのには、ちゃんと理由があります。
- 提供が集中する:乾杯、料理の切り替わり、締めの前。宴会のドリンク注文は波で来るので、手のかかるドリンクは置きづらい。
- 飲み放題の枠がある:原価と提供スピードの制約の中で組むので、結局どの店も同じ顔ぶれに落ち着く。
- ドリンクまで手が回らない:宴会前はコース設計・予約対応・仕込みで手一杯。ドリンクの見直しは毎年後回しになる。
逆に言うと、「手がかからないのに、味と香りで覚えてもらえる一杯」を一つ用意できれば、この横並びから抜け出せるということです。全部を変える必要はありません。一杯でいいんです。
宴会ドリンクで差をつける3つの切り口
① 「乾杯の1杯目」に看板を立てる
宴会で全員が必ず飲むのは乾杯の一杯だけです。ここに店の顔になるドリンクを置くと、一晩で参加者全員に看板の一杯を体験してもらえます。「当店の乾杯はこだわりのレモンサワーです」と一言添えるだけで、宴会の入り口の空気が変わります。ビール派がいても大丈夫。「1杯目はどちらにしますか」と選ばせる形なら外しません。
② 季節を乗せる:忘年会シーズンは国産レモンの旬
意外と知られていませんが、忘年会シーズンの12月は、国産レモンの旬ど真ん中です。10月に広島・瀬戸田をはじめ国産レモンの新物シーズンが始まり、冬にかけて味と香りが乗っていきます。「今の時期の国産レモンで作っています」という一言は、それ自体が季節限定の付加価値。宴会の幹事さんがコースを選ぶとき、「冬の国産レモンのレモンサワー付き」という一行は目に留まります。
③ 忙しい夜でも回るオペレーションを選ぶ
どんなに美味しくても、団体の乾杯で詰まるドリンクは宴会に向きません。生のレモンを1杯ずつ搾るスタイルは魅力的ですが、30人の乾杯が重なる12月には正直つらい。「工程が少ないのに、香りは専門店級」という素材を選ぶことが、宴会ドリンク差別化の隠れた本丸です。
忘年会に間に合わせる準備スケジュール
宴会ドリンクの見直しは、思い立った時期で成否が分かれます。ぼくがおすすめする逆算スケジュールはこうです。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 9〜10月 | 候補の素材を集めて試作。サンプルの取り寄せはこの時期に。10月からは国産レモンの新物シーズンが始まるので、季節の一杯もここで仕込めます。 |
| 11月 | 宴会コース・飲み放題メニューに組み込み、予約ページや店頭POPで告知。スタッフが迷わず作れるよう、レシピを1枚にまとめておく。 |
| 12月 | 本番。乾杯の一言(「当店のこだわりレモンサワーです」)だけ決めておくと、看板の一杯が宴会の演出になります。 |
| 1月 | 宴会で好評だった一杯をグランドメニューに昇格。忘年会が新しい看板ドリンクの実験場になります。 |
ポイントは、12月に入ってから慌てて探さないこと。12月は仕込みも予約対応もピークで、新しいドリンクをじっくり試す余裕はまずありません。
「宴会シーズンは、ふだん来ないお客さんが一番たくさん来てくれる時期。だからこそ、乾杯の一杯には店の名刺のつもりで一番いいものを出したいんです。」
— レモンザムライ(レモンサワー専門店「曖昧時空」運営)
クラフトレモンサワーという選択肢
「工程が少ないのに、香りで覚えてもらえる一杯」の具体策として、ぼくが卸販売でお届けしているのが、国産レモンを皮ごとまるごとすりおろした、無添加・非加熱のレモンペーストです。
- 香りが違う:レモンの香り成分は果汁より皮に多く、加熱すると飛んでしまいます。皮ごと・非加熱だから、グラスに顔を近づけた瞬間の香りが変わります。防カビ剤不使用の国産レモンだから、いちばん香りのいい皮まで使えます。
- 1杯15秒で作れる:ペースト15g前後をグラスに入れて、お酒と炭酸を注ぐだけ。搾る工程がないので、団体の乾杯が重なっても詰まりません。お酒は焼酎に限らず幅広く使えます。
- 宴会シーズンの在庫が読みやすい:レモンペーストは冷凍で3年もつので、12月に向けて多めに仕込んでもロスが出ません。生のレモンのように傷みを気にしなくていいのは、繁忙期には大きな安心です。
忘年会シーズン前に、まず一杯試してください
飲食店様には無料サンプル(レモンペースト・レモン果汁)をお送りしています。文章で選ぶより、実際に一杯作ってもらうのが早いので。10月の試作シーズンに間に合うよう、業態と使いたいイメージだけLINEでお知らせください。
無料サンプルを相談する(公式LINE)よくある質問
- 忘年会シーズンに向けたドリンクの準備はいつから始めるべきですか?
- 10月中の試作開始がおすすめです。10月に候補を絞って試作し、11月に宴会コース・飲み放題メニューへ組み込んで告知を始め、12月の本番を迎える流れなら、忙しくなる前に落ち着いて準備できます。
- 飲み放題プランの中でもドリンクで差別化できますか?
- できます。全部のドリンクを変える必要はなく、乾杯の1杯目や看板の1杯など「記憶に残る一杯」を作るのが現実的です。飲み放題の定番レモンサワーを看板の一杯に育てる方法もあります。
- 宴会で提供が集中しても回せるドリンクはありますか?
- 工程が少ないドリンクを選ぶことが大事です。例えば皮ごとすりおろした無添加・非加熱のレモンペーストなら、グラスに入れてお酒と炭酸を注ぐだけなので、生のレモンを搾るより工程が少なく、団体の乾杯にも対応しやすくなります。
- レモンペーストのサンプルは試せますか?
- 飲食店様には無料サンプル(レモンペースト・レモン果汁)をお送りしています。公式LINEから業態と使いたいイメージをお知らせください。
まとめ:宴会の乾杯は、店の名刺になる
忘年会・宴会のドリンク差別化は、全部を変える大工事ではなく、「記憶に残る一杯」を一つ作ることから始まります。乾杯の1杯目に看板を立てる。忘年会シーズンが国産レモンの旬であることを一言添える。そして、忙しい夜でも回るオペレーションで支える。この3つが揃えば、「どこも同じ飲み放題」から一歩抜け出せます。準備は10月から。今年の忘年会を、来年の常連さんとの出会いの場にしてください。
一杯作ってみてから決めてください
説明を読むより、実際に作って飲んでもらうのが早いと思っています。飲食店様向けの無料サンプル(レモンペースト・レモン果汁)をお送りします。
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